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研究情報

研究情報

脳腫瘍分野

手術、手術支援機器、システムの活用

脳腫瘍の手術では “Maximal tumor resection with minimal morbidity”をめざし、さまざまな手術支援機器を活用しています。術中ナビゲーション、運動誘発電位、体性感覚電位、各種脳神経誘発電位などを用いて、安全かつ確実な腫瘍摘出をめざしています。また言語野近傍のグリオーマに関しては覚醒下手術も行っています。2013年より薬事承認が得られた5-ALA(α―アミノレブリン酸)を用いた術中蛍光診断も行っています。また、近い将来、術中MRIが導入されることになっています。

新たな治療薬の導入

2013年に新たに悪性神経膠腫に対して適応が可能となった、抗VEGFヒト化モノクローナル抗体薬(アバスチン®)を積極的に使用しています。また、同じく2013年に使用が認められたBCNU脳内留置剤(ギリアデル®)も適切な症例に対し使用しています。

グリオーマに関する基礎研究

当教室では、現在、九州大学大学院医学研究院神経病理学と共同でグリオーマに関する2件の臨床研究を進行させています。これらは佐賀大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会での承認を受けています。

佐賀大学医学部附属病院治験センターホームページ

  • 中枢神経系およびグリオーマ組織におけるS-100蛋白の発現と
    その意義に関する病理組織学的研究
  • グリオーマ細胞の代謝動態とその生物学的意義に関する病理組織学的研究

もやもや病患者さんの生活上の諸問題に関する調査

当院に通院されているもやもや病患者様やもやもや病の患者と家族の会にアンケートを依頼し、日常生活においてどのような問題点があるか調査をおこなっています。現在、結果の解析中です。

  • 「COSMO-JAPAN study (Cognitive dysfunction Survey of Moyamoya)、
    もやもや病における高次脳機能障害に関する検討」

高次脳機能障害の原因となるような器質的病変が明らかでないかあっても軽微な症例における画像診断法と神経心理学的検査を確立すること、を目的とした他施設共同研究に佐賀大学も参加しています。